犬のアレルギー対策について、ドッグトレーナであり、アレルギーの子供を持つ親である筆者「はなママ」が、一番おすすめしているドッグフードは「アディクション」カンガル&アップルです。
犬の毛が抜けたり、大量のフケ、皮膚が赤黒くかさぶたになる、涙やけがひどく、臭うなどの症状は食物アレルギーの疑いがあります。

実は、動物病院でのアレルギー検査の結果で、アレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)がわかって、アレルゲンを除去しても症状が続く場合もあります。
検査結果では数値の低かったほかのアレルゲンが原因だったりすることもあります。 また、ノミやダニなどが原因で皮膚トラブルになっている場合もあるのです。

食物アレルギーと症状についてはまだまだ分かっていないことが多いのが現実です。
本当に食物アレルギーを特定するには2ヶ月ほどアレルゲンを除去してみないとわからないのです。
そこで、一番アレルギー反応の出にくいドッグフードを2ヶ月食べてみて、症状が改善するかを確かめてみる方法をおすすめしています。
ニュージーランド産の「アディクション(Addiction)」カンガル&アップルを試してみて、症状が改善されたら、食物アレルギーが原因だったということ。
「アディクション」で改善されなかったら、ノミ、ダニなど他の原因を探ってみましょう。
ドッグフードは何を試しても、ダメだった、アレルギーが疑わしいのでドッグフード選びに失敗したくない、という飼い主さんは、先ず「アディクション」カンガル&アップルを与えてみてください。
この記事では、犬の食物アレルギー対策用のドッグフードの選び方、「アディクション」カンガル&アップルがおすすめの理由、食物アレルギーを予防するためのフードローテーションのすすめをお伝えしたいと思います。
どうぞ、最後まで読んで、お悩みを解消してください。
犬の食物アレルギー対策、ドッグフードの選び方

犬の食物アレルギー対策用のドッグフード選びのポイントは
1)アレルギーを起こしにくいたんぱく質を使用しているもの
2)グレイン(穀物)が入っていないグレインフリー
3)添加物が入っていないもの
を選ぶことです。
それでは、 上の3点について、解説していきます。
アレルギーを起こしにくい「たんぱく質」を使用しているもの
食物アレルギーはフードに含まれているたんぱく質に反応することが多く、たんぱく質(牛肉、乳製品、鶏肉、卵など)を食べることで皮膚の痒みなどが引き起こされます。
犬の場合 、アレルギーを引き起こしやすいたんぱく質は”小麦、大豆、卵、乳製品、とうもろこし、じゃがいも、鶏肉、牛肉、豚肉”などです。
アレルギーを引き起こす原因のたんぱく質を食べなければ症状は改善します。
一方、アレルギーを引き起こしにくいたんぱく質もあります。
カンガルー肉は最もアレルギーを引き起こしにくく、良質なたんぱく質の一つです。

人の例ですが、県立相模原病院の小児アレルギー科の患者さんの例をご紹介します。
何を食べてもアレルギー症状が出る重度の小児(幼児)患者でしたが、身長、体重など成長、健康状態にに問題なく育っていました。 一体何を食べさせていたのかと医師が尋ねたところ、「カンガルー肉」を取り寄せて食べていそうです。
カンガルー肉は重度のアレルギー患者にとって、全てのたんぱく質がダメでもアレルギー反応が出にくく、ニュージーランド、オーストラリアではアレルギー症状の出にくいたんぱく質として知られています。
グレイン(穀物)が入っていないグレインフリー のドッグフード
グレインとは「米」「麦」「トウモロコシ」「キビ」などのイネ科の種子です。犬にとっては消化が悪く、太りやすくなるものですが、アレルギー反応を起こす犬もいます。
アレルギーの原因物質は、主にグレインに含まれるグルテン(たんぱく質)が原因と思われますが、グレインフリーのドッグフードであれば、グルテンフリーでもありますので安心です。
添加物が入っていないドッグフード

たんぱく質やグレインに反応しているのではなく、添加物に反応して痒みなどのアレルギー症状が起こる場合があります。
添加物などは分子レベルでアレルゲンと似た形をしているものがあり、添加物を食べると、体の中の免疫機能が添加物をアレルゲンと認識してしまい、アレルギー反応と同じような症状が起こるためです。
また、日本のドッグフードは添加物を記載する義務がなく、世界と比べても、ペットフードの添加物記載がされていないというのが現状です。
残念ですが、日本の場合、ドッグフードの原材料に添加物表記が書いていないということは何も入っていないということではありません。 大量に入っていたとしても、記載しなくて良いのです。
「アディクション」カンガル&アップルの原材料

「アディクション」カンガル&アップルの原材料にたんぱく質はカンガルーのみ入っています。
グレイン(穀物)は一切入っていません。
「アディクション」の原産国ニュージーランドではドッグフードの表示に添加物は必ず表示されています。 原材料を見てわかる通り、添加物は入っていません。
たんぱく質はドライカンガルーのみです。鶏脂肪(油)が入っていまが、脂肪からたんぱく質を除去することでアレルギーリスクを防いだ、健康的な脂肪分です。
「アディクション」カンガル&アップルーの原材料は以下の通りです。

原材料 表示
ドライカンガルー、ポテト、タピオカ、エンドウマメ、鶏脂肪、リンゴ、ブルーベリー、クランベリー、パパイヤ、マンゴー、バジル、オレガノ、ローズマリー、タイム、サンフラワーシード、カモミール、ペパーミント、ツバキ、天然香料、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、チアミン、ビタミンB1、リボフラビン、塩酸ビリドキシン、ビタミンD12、ビタミンD3,葉酸、塩化ナトリウム、タウリン、塩化コリン、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、炭酸カルシウム、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、硫酸コバルト、亜セレン酸ナトリウム、ローズマリーエキス、緑茶エキス、スペアミント・エキス
犬がドッグフードを食べない場合の対処法

新鮮で上質な素材を使っているだけあって、犬の食いつきは非常に良いです。
小型犬でも平な粒状なので噛みやすいのですが、チワワなど超小型犬の場合、粒が大きく食べにくそうにする犬もいると思います。
そんな時は、少量のお湯でふやかしたり、温めたりすると食いつきが良くなりますので試してみましょう。
アディクションの評判、口コミ
アディクションの口コミを見てみると、犬の食いつきは良いけれど、常食にするには価格が高くつくという口コミが多くありました。
以下はアマゾンにあった口コミです。
アディクションは色んな味を試しましたが、このカンガルーのタイプのが気に入って食べています。匂いも悪くないですし愛犬は喜んで食べています。このシリーズはおすすめです。
Amazon
ブリーダーがこの餌を指定してきたので、与えていますが、かなり高額です。別の餌探しています。色々なドックフードを試した時に、このドックフードだけは待てが出来なかったものでした。
Amazon
やはり食いつきが良く好きみたいです。ただ、値段が高いので、常食にするかは検討中です。
Amazon
「アディクション」の給餌量 と1ヶ月の費用
小型犬の場合、給餌量の目安は、「アディクション」の一日あたり56g~113gです。
450g入りだと、約1週間分
1.8kg入りだと、約1ヶ月分になります
ドッグフードを「アディクション」だけにすると、一ヶ月のドッグフード代は約5000円かかるという訳です。
「アディクション」は良さそうだけれど、価格が高くて続くのか不安と思います。
アディクションを柱に、ドッグフードを2ヶ月ごとに替えていくフードローテーションを実践していくと、費用も抑えられますので、以下の「フードローテーションのすすめ」もお読みください。
フードローテーションのすすめ
「アディクション」カンガル&アップルで皮膚トラブルや涙やけの原因が改善すれば、愛犬の症状は、食物アレルギーが原因だったということです。
そして、アレルギーを抑えて、安心な愛犬のドッグフードを与え続けていくために、「アディクション」に加えて、2,3種類食べられるドッグフードを見つけて、2ヶ月ごとにドッグフードを替えていくことをおすすめします。
「アディクション」が良かったといって、同じたんぱく源のドッグフードをづっと与え続けるというのは、それこそアレルギーを引き起こす場合があります。 鶏肉ばかり食べていると鶏アレルギーに、大豆ばかり食べていると大豆アレルギーになります。
そこで、安全なドッグフードを2ヶ月周期でローテーションして与える「フードローテーション」をおすすめしています。 同じドッグフードばかりを与えず、3種類ほど食べられるたんぱく質のドッグフードを見つけて、ドッグフードを2ヶ月周期で替えていきます。
アディクションが大丈夫なら、次は馬肉、その次はフィッシュを試して症状を観察してください。 馬肉やフィッシュが大丈夫ならアディクションよりも安価なはずで、お財布にも優しくなります。
ずっとアディクションでなくて大丈夫、先ずアレルギーの出ていない状況にリセットしてから他のフードを試すと良いと思います。
まとめ
愛犬の皮膚トラブルや涙やけなどが食べ物が原因なのではないかと思ったら。
先ず、「アディクション」カンガル&アップルで本当にドッグフードが原因だったかを試してみてください。 後は一つ一つ食べられるドッグフードを見つけていくと良いと思います。
馬肉のドッグフードとフィッシュのドッグフードでおすすめのものを下に貼っておきます。

アカナのたんぱく源はフィッシュがおすすめ、無添加、グレインフリーです。
ヒューマングレードの新鮮肉・魚・卵を豊富に使用 グレインフリー 原産国カナダ おすすめは新鮮な魚を使ったアカナ パシフィカです!

たんぱく源が馬肉、添加物不使用「ヒューマングレード」(人が食べても問題ない品質)、グレインは少量含、材料は全て日本国産
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