【犬登録 】は忘れてはいけない市役所など、市区町村への届出です。
生後91日以上の犬を飼っている飼い主は市町村へ届出をしなければならない飼い主の義務となっています。
届出に犬を連れて行く必要はありません。
子犬の飼い始めの時期は、体調管理、しつけ、ワクチン接種など、とても忙しいものですが、犬登録は必ずしましょう。
登録の方法、犬鑑札はどうして迷子札として役立つか、引越した時の犬登録の手続きについてわかりやすくお伝えしたいと思います。
市町村への【 犬登録 】の方法
1)市町村の役所に電話をして、どの窓口に出向けばよいのかを確認し、手続きや手数料なども聞いておきましょう。
2)役所の窓口に行き、所定の用紙に記入し、手数料を支払えば、犬鑑札が渡され、手続き完了となります。
3)登録を済ませると、年に1回の狂犬病の注射のご案内が役所から来るようになります。
通常、狂犬病の集団予防接種は春、4月頃に行われますが、個別に病院で接種することもできます。 1年に1回ですので、3月2日~翌年の3月1日までに予定するようにしましょう。
飼い主が市町村へ届出をすると、犬鑑札とシール(玄関の外側に貼れるもの)が渡され、1年に1回狂犬病予防注射をする義務が発生します。
狂犬病予防接種は飼い主の義務ですので、1年に1回必ず受けるようにしましょう。
登録の時に渡される【犬鑑札】は迷子札代わりに首輪などにつけておくと、万が一迷子になった時、飼い主に連絡が来るようになっています。
犬を飼っていますという【シール】も配布されている市町村が多く、家の玄関やドア付近の目のつくところに貼っておくと防犯上役立ちます。
犬鑑札について
犬鑑札は市町村に登録した時に交付されるもので、犬の首輪につけられるようになっています。
万一、犬が迷子になった場合、この鑑札をつけていれば、飼い主に連絡が来ますので、必ず首輪につけておきましょう。
市販の迷子札は電話番号や住所を書いておかなければいけませんが、犬鑑札や注射済み票は役所の管理番号だけが表示され、役所に連絡が行くと飼い主がわかるので、個人情報の点からも安心です。
迷子札の代わりにつけておくと、もしも犬が迷子になった時は警察から市町村役場の資料で飼い主とつながるのでとても役立ちます。
住所変更の時の犬登録
引越しなど、住所変更の場合、転出届けを出すときに、犬鑑札のことも引越し前に聞いておきましょう。
2006年、2008年に引越ししましたが、ハナの場合は転出の時届けはせず、引越し先の住所の役所で、旧住所の犬鑑札を提示して、引越し後の登録をしました。
各市町村によって対応が違うかもしれませんので、転出、転入時には犬の登録も忘れずに行ってください。
狂犬病予防注射は飼い主の義務
狂犬病は犬が感染したという感染事例は日本ではもう50 年以上もありませんが、他の各国では今も感染例のある怖い動物も人間も感染するウィルス性の病気です。
海外で人が犬にかまれ、帰国後、日本で発症し、死亡た例は2020年にもあります。
狂犬病は予防注射で感染を防ぐことの出来る感染症ですので、毎年一回行うことが法律で飼い主の義務になっています。
必ず行いましょう。
集団予防接種
年に1回、3月頃に集団予防接種のはがきが飼い主の住所宛に送られ、
4月頃に各自治体の公民館や自治会館などで、狂犬病予防注射が行われています。
集団に行った場合は3,600円です。
動物病院での狂犬病予防接種
近年、集団予防注射に出向けない飼い主さんが多い事情もあり、動物病院でも狂犬病の予防接種が出来ます。
お仕事の都合などで集団に行けない人は動物病院で予防接種を行うと、申請や注射済み票も役所でもらってきてくれるサービスもしてくれます。
注射料金と、プラスサービスは有料、500円~800円くらいと思います
注射を済ませると、注射済み票が交付されます。
これも、首輪につけられるようになっています。
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狂犬病については、当ブログのバックナンバーにも詳しく説明していますので、ご覧ください。
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