子犬が新しいお家に来て当日、今までとは違う環境の変化で、「キュンキュン」と夜鳴きをするケースがよくあります。
飼い主さんが「かわいそうに」、と抱っこしたり、様子を見たり、クレートやケージから出したりすると、子犬は次の日も抱っこしてくれるものだと勘違いしてしまいます。
体の小さな子犬のうちはキュンキュンもご近所に聞こえないくらい のかわいいものですが、成犬になると声も大きくなり、ご近所トラブルにもなってきます。
夜泣きのしつけは子犬が来た初日から取り組みましょう。
犬のしつけを専門とするトレーナーさんによってやり方は違うと思いますが、子犬が来る第一日目からトレーナーさんを選定して取り組むお宅も数少ないと思いますので、やり方とコツを記事にしますので、参考にしてください。
子犬の夜鳴きのしつけの方法
①夜のトイレを済ませ、クレートに入れ、寝かせます。
クレートとはー
クレートとは犬の寝床。
下の写真のように一箇所だけ出入りの出来る扉があり、中でお座りをして頭がつかえない大きさが良いでしょう。
夜は扉を閉めて朝まで犬はクレートの中で寝ます。
成犬になっても使うものなので、成犬になった時の大きさのサイズを選びましょう。
クレートについては当サイトのバックナンバー
をご覧ください。
ハナは「バリケンネル」というクレートを使用しています。
15年使っていますが、全く壊れることなく頑丈
飛行機にも乗せられるハードクレートなので、一つは持っておきたい必需品です。
足の長いハナはSサイズでしたがトイプードルの小さい子ならXSでも大丈夫だと思います。
クレート内で方向転換出来、お座りして頭がつかえない大きさが目安です。
犬の大きさに合ったクレートを選びましょう。
②犬が寝ている部屋の電気は消し、家族も他の部屋で寝るか、静かにします。
③家族のうち一人、犬にわからないように、クレートのそばで、 枝の長い棒を持って息を潜めて待機します。
このとき、人間がそばにいると気づかれないようにすることがポイントです。
そのためには、クレートの中から人間が居る側を見られないように、クレート
に毛布をかけたり、ついたてなどをしたり、目隠しをしてください。
③眠る前にキュンキュンが始まったら、タイミングよく犬の居るクレートの上を棒で“バン”とたたき、音をたてます。
子犬の鳴きはびっくりして止まります。
またキュンキュンが始まったら同様に音をたてます。
コツは犬に人間の仕業とわからないように、タイミングよくしっかりと音をたてる
ということ。
犬にしてみれば、キュンキュンいうと、なんだかわからないけど、クレートから
大きな音がするという感じ。
④一週間は覚悟して暗い部屋の中で待機してください。
2~3日で収まると思いますが、最長一週間と思って取り組みましょう。
こっそりワインでも飲みながら~、いかがでしょう~
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