室内犬のトイレトレーニングがうまくいかないときの対処法。 いろんな場所でトイレをしてしまう習慣がついてしまった犬に、どうやってペットシーツの上でさせることが出来るかをお知らせします。
子犬のトイレトレーニングの基本は「失敗させないこと」です。 一度の失敗は7回分失敗したことになりますので、成功の積み重ねこそがトイレトレーニングの基本です。
子犬のトイレトレーニングについては、当ブログのバックナンバー 「成功させようトイレのしつけ(トイレトレーニング) 」をご覧ください。
この記事は、トイレのしつけがうまくいかず、いろんな場所でトイレをしてしまう習慣がついてしまった犬に、どうやってペットシーツの上でさせることが出来るか? それぞれのケースについて対処法を解説します。
子犬は少ししかおしっこをためられない
子犬は「膀胱が小さく」、「我慢が出来ない」、「興奮したときに少し出てしまう」という傾向があります。 この状態で失敗させないためには、やはりケージの中のペットシーツで成功させてから、短時間(30分ほど)ケージの外に出してあげるのが良い方法です。
ただ、多頭飼いなど、他の犬がケージの外の状態で子犬だけケージ内というのがかわいそうということで、出してしまうケースもあると思います。
その場合は失敗してしまうのはごく当たり前のこと。通常よりも時間がかかります。
ケージの外で失敗してしまった時の対処
子犬を直ぐにケージの中へ入れ、ケージの中側から外が見えないようにケージを大きな布で覆った状態にしましょう。
飼い主が汚れた場所を掃除する行動を見られないためです。 汚れた場所を掃除することは母犬が喜んでやることなので、子犬は飼い主さんに喜んでやってもらっていると勘違いのもとになってしまいます。
逆に成功したら、ペットシーツの交換は見えてもOKです。
ケージの外でいつも失敗するところが、失敗して欲しくない場所の場合
失敗してしまう場所がだいたい決まっている場合、飼い主さんにとってその場所が失敗してほしくない場所の場合です。
ありますよね、食品置き場の前とか、人間が座る場所とか、、
そういう時は、その場所でおやつやご飯をあげるようにしましょう。
犬は食べるところでは排泄したくない、キレイにしたいという習性があります。
いつも失敗するところをトイレにしても良い場合
いつも失敗する場所をトイレにしてしまっても良い場合は、その場所にペットシーツの場所を変えてしまいましょう。何かの理由でそこでするのが心地よい場合があるので、その場所にペットシーツを置いてしまって、とにかくトイレの成功をそこで積み重ねさせてあげましょう。
ある程度、成功が積み重ねられれば、場所ではなくペットシーツの上ですることが良いのだということがわかってきます。
ペットシーツの上で成功しても、褒めすぎない
ペットシーツの上でしてくれたら、すごい!よく出来たね!と褒めたくなりますが、興奮するほど褒めないことが大切です。
排泄に褒めも叱りも必要ありません。 褒めすぎると、排泄すると注目してもらえる、褒められる、と勘違いして、いろんな場所でするようになります。
褒めるのは、朝一番のおしっこをペットシーツでしたときだけにして、その他は必要ありません。
褒めない、叱らない、タイミングよく、自動的にケージの中へを飼い主さんも習慣としてください。
まとめ
とにかく、基本のトイレトレーニングを先ずお読みになってから、どうしても仕方なくケージの外の時間を増やす場合の対処として、個々に対応してあげましょう。
粗相をしてしまったら、自動的にケージの中、飼い主さんは騒がず、習慣的に自動的にタイミングよく子犬をケージの中へ移動させ、見えないように片付けましょう。
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