犬が自分のうんちを食べてしまう「食糞(しょくふん)」でお悩みの飼い主さんへ。
犬がうんちを食べるのをやめさせたいとき、最初に試したいのが「食糞防止スプレー」です。
毎日のように続くと、衛生面や健康面が心配になりますよね。
結論から言うと、食糞防止スプレーは「味やニオイに敏感な犬」には効果が出やすい対策です。
一方で、空腹・ストレス・病気が原因の場合は、スプレーだけでは改善しないこともあります。
まずは原因を見極めたうえで、合う対策を選ぶことが大切です。

スプレー選びに迷っている方は、 食糞防止スプレーランキング【犬用】をご覧ください。
この記事では、
犬が食糞をしてしまう主な原因
食糞防止スプレーはどんな犬に効果が出やすいのか
効かなかった場合に考えるべきポイント
実際に選ばれている食糞防止スプレーの比較・注意点
を、初めて食糞対策をする方にもわかりやすく解説します。

「少しでも早くやめさせたい」そんな飼い主さんのヒントになる内容になっていますので、 ぜひ最後まで読んでみてください。
案外早くうんちを食べなくなることもありますよ。
食糞防止スプレーは本当に効果がある?

犬がうんちを食べるのをやめさせたいと考えたとき、 「食糞防止スプレー」を最初に思い浮かべる飼い主さんは多いと思います。 実際、スプレーは正しく使えば効果を感じやすい対策のひとつです。
食糞防止スプレーの多くは、 うんちに犬が嫌がる苦味や匂いを付けることで、 「食べてもおいしくない」「口にしたくない」と学習できます。
そのため、食糞がクセになる前の犬や、 興味本位で食べてしまうタイプの犬には 比較的効果が出やすい傾向にあります。

スプレー選びに迷っている方は、 食糞防止スプレーランキング【犬用】をご覧ください。
食糞防止スプレーが効果を発揮しやすい犬の特徴

- 子犬・若犬で食糞の期間が短い
- 遊び感覚・好奇心でうんちを口にする
- 叱られた経験が少ない
- 排泄後すぐに食べてしまう
このような場合、スプレーを使うことで 「うんちは食べるものではない」という認識を 比較的スムーズに持たせることができます。
スプレーを使うときの注意点
一方で、食糞防止スプレーは万能ではないこともあります。 次の点を理解せずに使うと、 「効果がなかった」「意味がなかった」と感じやすくなります。
- スプレーはしつけの補助であり、原因解決ではない
- 匂いや味に慣れてしまう犬もいる
- 揮発性のものはスプレーをし、放置するとスプレーの効果的なニオイや味は薄くなっていく
- 飼い主が近くにいる時だけ効果が出ることがある
特に、空腹・ストレス・体調不良が原因の場合は、 スプレーだけでは改善しにくいケースもあります。
スプレーだけで改善しにくいケース
次のような場合は、スプレーに過度な期待をしないほうがよいケースです。
- 長期間にわたって食糞が続いている
- 自分のうんちだけでなく他犬のうんちも食べる
- ドッグフードが合っていない、何らかの問題がある
- 消化不良や病気の可能性が疑われる
このようなケースでは、 食事内容の見直しやサプリの併用、獣医師への相談を 検討することが大切です。
次の章では、食糞防止スプレーが合わない犬に対して、 サプリはどこまで役立つのかについて詳しく解説します。
食糞防止スプレーでダメな犬の特徴
食糞防止スプレーは、すべての犬に必ず効果が出るわけではありません。 実際には、スプレーだけでは改善しにくい犬のタイプも存在します。
ここでは、「スプレーを使ってもやめなかった」 「効果がなかった」と感じやすい犬の特徴を紹介します。 当てはまる場合は、対策を見直す目安にしてください。
① 食糞が長期間続いている犬
食糞の期間が長い犬ほど、 「うんちを食べることが習慣化」している可能性があります。
この場合、うんちに苦味を付けても、 「苦いけど食べる」という行動に切り替わってしまい、 スプレーの効果を感じにくくなります。
長期間続いている場合は、 生活環境の見直しや食事内容の調整と併せて対策することが大切です。
② 空腹や食事量が足りていない犬
食事量が少なかったり、消化がうまくできていなかったりすると、 犬は本能的に不足分を補おうとして食糞することがあります。
このタイプの犬は、 苦味よりも空腹感が勝ってしまうため、 スプレーだけでは改善しにくい傾向があります。
③ ストレスや不安を抱えている犬
留守番が長い、運動不足、生活環境の変化など、 ストレスが原因で食糞する犬もいます。
ストレスが強い場合、 食糞は気持ちを落ち着かせる行動になっていることもあり、 スプレーで止めるのは難しくなります。
④ 飼い主に叱られた経験がある犬
過去に食糞や排泄を強く叱られた犬は、 「うんちを見せないために急いで食べる」 という行動を取ることがあります。
この場合、スプレーを使っても 行動そのものの動機が解消されていないため、 根本的な改善にはつながりにくくなります。
⑤ 病気や体調不良が隠れている可能性がある犬
消化不良、栄養吸収の問題、ホルモン異常などがあると、 食糞が起こることがあります。
このようなケースでは、 スプレーやサプリでの対応は適切ではありません。 気になる症状がある場合は、早めに獣医師へ相談しましょう。
上記に当てはまる犬の場合、 スプレーは「補助的な対策」として考え、 食事・環境・健康状態を含めて総合的に見直すことが大切です。
次の章では、食糞対策としてサプリはどこまで役立つのか、 スプレーとの違いも含めて解説します。
食糞防止スプレーランキング【犬用】
犬がうんちを食べてしまう「食糞」は、しつけ・ストレス・習慣化などが重なって起こることが多く、叱るだけではなかなか改善しにくい行動です。
そこで補助的な対策として使われているのが、「苦味で食べる気をなくす」食糞防止スプレー。
今回は、
苦味の強さ
即効性
使いやすさ
口コミでの実感度
日本での入手しやすさ
を基準に、食糞対策として使いやすいスプレーをランキング形式で比較しました。

スプレーはあくまで「補助的なしつけアイテム」です。
すべての犬に必ず効くわけではない点はご理解ください。
第1位: ビターアップルスプレー ニチドウ 苦味の強さ:強め
こんな犬・飼い主さんにおすすめ
食糞対策スプレーを初めて使う
とにかく「苦味の実績」を重視したい
失敗しにくい定番を選びたい
ニチドウのビターアップルの特徴
ニチドウのビターアップルは、日本で最も知名度が高い定番の苦味スプレーです。
リンゴ由来の強い苦味で、
「口に入れた瞬間に嫌がる」反応を示す犬が多く、
口コミでも「食べなくなった」「減った」という声が目立ちます。
通販で入手しやすく、Amazon・楽天・ペットショップなどでも手軽に購入できる点も大きなメリットです。

まず1本試すなら、失敗しにくい王道タイプといえます
第2位: ビターアップル プラッツ 苦味の強さ 強め
こんな犬・飼い主さんにおすすめ
ニチドウと同系統の苦味を求めている
使用量が多く、大容量を選びたい
通販中心で購入したい
プラッツのビターアップルの特徴
プラッツのビターアップルの特徴は、ニチドウと同じくビターアップル系の苦味スプレーです。
473mlの大容量タイプがあり、複数回使う家庭や、広い範囲にスプレーしたい場合に向いています。
苦味の方向性はニチドウのビターアップルと近く、「定番の次の選択肢」として選ばれることが多い製品です。

多頭飼いやコスパ重視・継続使用したい家庭向けです
第3位:トーラスしつけまるごとスプレー 苦味の強さ 中~強
こんな犬・飼い主さんにおすすめ
食糞だけでなく、いたずら全般にも使いたい
苦味+しつけサポートを重視したい
日本メーカー製を選びたい
トーラスのしつけまるごとスプレーの特徴
トーラスのしつけまるごとスプレーは、苦味による抑制に加え、しつけ用途を幅広くカバーするタイプです。
食糞専用ではありませんが、「うんちに近づかなくなった」「興味を示さなくなった」
という口コミもあり、併用対策として使われることが多い製品です。
第4位:PETLINKMORE 噛みぐせ防止スプレー 苦味の強さ 中~強
こんな犬・飼い主さんにおすすめ
獣医師監修など安全面を重視したい
刺激が強すぎるものは避けたい
室内で使いやすいサイズ感が良い
PETLINKMOREの特徴
PETLINKMOREの噛み癖防止スプレーは、苦味はややマイルド、使いやすさ・安心感を重視した設計のスプレーです。
敏感で強い苦味が合わない犬や、慎重に様子を見ながら対策したい場合に向いています。
第5位 アニケア 犬猫 かみぐせ防止スプレー
こんな犬・飼い主さんにおすすめ
食糞だけでなく噛み癖も同時に対策したい
国産・監修付きの商品を選びたい
補助的な対策として使いたい
アニケアのスプレーの特徴
アニケアのスプレーは、噛み癖防止を中心ですが、食糞対策に使われるケースもある商品です。
即効性よりも、「習慣化させないための補助」的に使うケースに向いています。
食糞防止スプレーを使うときのしつけのコツと注意点


ここで、食糞防止スプレーを使ったしつけのコツをご紹介します。
- 食糞防止スプレーを使う時のコツは愛犬にわからないようにうんちの出たタイミングでそっとスプレーすることです。
- 食糞防止スプレーは小さなスプレー容器に小分けし、飼い主さんのポケットなど、すぐに取り出せるように隠し持っておきましょう。
- 愛犬にさとられないように、うんちが出たタイミングですぐにスプレーする。
- 愛犬がいつもと違う臭いや味にひるんだ時に、褒めて先ず一口サイズのおやつをあげましょう。
- その間にうんちをかたずければ完了です。

うんちをするとおやつがもらえるという関連付けができるようになってくると成功です。
また、食糞防止スプレーは揮発性のものが多く、スプレーをしてから時間が経つにつれ味や臭いが薄まります。スプレーをしたうんちは放置せず、犬が一旦嫌がったタイミングで静かに片づけましょう。
スプレーは万能ではありません
効かない犬・慣れてしまう犬もいます
原因(ストレス・空腹・病気など)がある場合は別対策が必要です
食糞防止スプレーは、「効くか試す補助策」としてしつけと組み合わせて使うのがコツです。
犬の食糞対策でよくある質問(FAQ)

Q1.食糞防止スプレーはどれくらい使えば効果が出ますか?
食糞防止スプレーは、早い犬では数日〜1週間ほどで 「食べなくなる」変化が見られることがあります。
ただし、すぐに効果が出ないからといって失敗とは限りません。 食糞の期間が長い犬や、原因が複雑な場合は、 2〜3週間ほど様子を見る必要があります。
Q2.スプレーを使ってもすぐにうんちを食べてしまいます
排泄直後に食べてしまう犬の場合、 スプレーをかける前に食べてしまうケースが多く見られます。
この場合は、
- うんちポケット付きのオムツを履かせる
- 排泄中は声をかけず静かに見守る
- うんちができたらおやつをあげる
- うんちポケットのうんちを片づける
といったうんちポケット付きおむつを使ったしつけ方法も有効です。
うんちポケット付きおむつの情報は、「うんちポケット付きオムツ 人気の4選ランキング:87老犬倶楽部」を参考にご覧ください。
Q3.食糞防止スプレーを使っても慣れてしまうことはありますか?
はい、犬によっては匂いや苦味に慣れてしまうことがあります。
その場合は、
- 一度スプレーを中止する
- 別のタイプのスプレーに切り替える
- サプリや食事改善と併用する
など、対策を変えてみるのがおすすめです。
Q4.サプリだけで食糞は治りますか?
サプリは食糞の原因が栄養不足や消化不良にある場合に 効果を発揮しやすい対策です。
ただし、しつけ・ストレス・習慣が原因の場合、 サプリだけで完全にやめさせるのは難しいこともあります。 スプレーや環境改善と併用すると効果的です。
Q5.食糞がなかなか治らない場合、病気の可能性はありますか?
あります。消化不良、栄養吸収の問題、ホルモン異常などが原因で、 食糞が起こることもあります。
次のような症状がある場合は、 早めに獣医師へ相談することをおすすめします。
- 食糞が急に始まった
- 食欲や体重に変化がある
- 下痢や軟便が続いている
- 元気がない
Q6.食糞をやめさせるために、叱っても大丈夫ですか?
基本的に、食糞を叱るのはおすすめできません。
叱られることで、 「うんちは見せてはいけないもの」と学習し、 隠すために急いで食べてしまう犬もいます。
できるだけ叱らず、環境と対策を整えていくことが大切です。
まとめ|犬がうんちを食べるのをやめさせるために大切なこと

犬がうんちを食べてしまう「食糞」は、しつけの失敗だけが原因ではありません。 年齢や性格、生活環境、体調など、さまざまな要因が重なって起こる行動です。
そのため、「これを使えば必ず治る」という万能な方法はなく、 犬の状態に合った対策を選ぶことが何より大切になります。
今回の記事でお伝えしたポイントを整理すると、次のようになります。
- 食糞防止スプレーは、興味本位で食べてしまう犬には効果が出やすい
- 長期間続いている場合や、空腹・ストレス・体調不良が原因の場合はスプレーだけでは改善しにくい
- サプリは栄養面・消化面のサポートとして有効だが、即効性は期待しすぎない
- 叱る対応は逆効果になることがあるため注意が必要
- 症状が気になる場合は、早めに獣医師へ相談することが安心
「犬がうんちを食べるのをやめさせたい」と思ったときは、 スプレー・サプリ・環境改善を組み合わせながら 愛犬に合った方法を探していきましょう。
焦らず、どれが先でも構いません、できることから少しずつで大丈夫です。
案外きっかけができれば食糞しなくなることもあります。この記事が、愛犬との生活を少しでも楽にするヒントになれば幸いです。




