電車に乗れる小型犬のペットカート(ペットバギー)の選び方のポイントを5つご紹介します。
小型犬を連れての旅行やお出かけに、車や電車を利用する時、便利なのはキャリーバッグとカートを取り外し出来るペットカートです。おすすめカートを3種類ピックアップしました。
電車内ではカートフレームとバッグを別々にし、駅ホームの移動はカートフレームに乗せてらくらく移動できます。車ではバッグをシートベルトに固定し、カートフレームは折りたたみます。

神経質な小型犬に適したペットカートを選ぶと、飼い主にとっても移動が楽で、犬にとっても安心していられます。 吠えて周囲に迷惑をかけることも少なくなるものです。
当サイトでは最初に失敗しないペットカート選びをするために「小型犬用ペットカートのチェックポイント」を解説します。
続く記事で「おすすめのペットカートを3つ」をご紹介しますので、知りたい記事のコンテンツをクリックしてお読みください。
小型犬用ペットカートのチェックポイント
1)小型犬には、選びたくないペットカート
斜めに引くタイプ
下の写真のように、荷物を運ぶように底面を斜めに倒し、引くタイプのものは落ち着かない 犬がほとんどです。
赤ちゃんを乗せるようなバギータイプのペットカートをえらびましょう

バッグに直接車輪がついているタイプ
犬の入るバッグの底に直接車輪がついているタイプのものは、ガタガタと犬に振動が伝 わるので、吠えや体調不良の原因になります。

ベビーカーのようなバギータイプのカ ートがおすすめです。
2)フレーム一体型のペットカートは電車、車で不便
キャリーバッグとバギーフレームが一体になっているものは、キャリーバッグごと折りたたむ構造になっています。


フレームと一体型のペットカートはお散歩目的だけであれば、問題ありません。
電車や車に乗せるなら、バギーフレームからキャリーバッグを外し、犬の入ったキャリーバッグを床に置いたり、車のシートベルトに固定できるペットカートを選びましょう。
キャリーバッグとバギーフレームが独立しているタイプ「おすすめ3選」は使いやすく、お手入れも簡単です。
3)ペットカートの幅
犬の入っているキャリーバッグをカートに乗せて散歩や電車のホーム、新幹線車内の通路を移動できることは大切です。
電車移動の場合、通路の幅を考慮に入れなければなりません。
新幹線車両の通路幅は55cm~60cmほど、通路もカートに乗せた状態で移動できるものを選びましょう。
4)キャリーバッグのサイズ
キャリーバッグのサイズが犬のサイズに合っていること
キャリーバッグの大きさは、移動だけの目的なら犬がキャリバッグの中でおすわり、伏せ、方向転換ができること。 旅先でクレート替わりに使うなら、犬がキャリーバッグの中でおすわりをして頭がつかえない、伏せをして尾尻までしっかり入る、犬がキャリーバッグの中で方向転換できるといった少し余裕のある大きさをお選びください。
以下におすすめのペットカートを3つ選びましたが、どれも便利で使い勝手の良いものです。 キャリーバッグのサイズを記載していますので、飼い犬のサイズや頭数に合わせてお選びください。
5)メッシュ生地
キャリーバッグの中の犬から外を見ることの出来るメッシュ生地は一箇所で十分です。 夏に風通しをよくする目的でメッシュ地を四方向つけているバッグがありますが、小型犬は四方向も見えると落ち着くことが出来ずに移動中の吠えの原因になります。 メッシュ生地は一箇所で十分です。

メッシュ生地は1面だけで十分です
暑い場合は保冷剤などを工夫してバッグの中に入れるなどしましょう。
ペットカートのおすすめ3選
1)ペットパラダイス スヌーピー 3way ペット カート デラックス
ペットパラダイス スヌーピー 3way ペット カート デラックスはしっかりとした造りで 丈夫に出来ています。
カートからキャリーバッグの着脱もスムーズ、カートには日よけもついており、暑さ対策 にもなります。

店舗販売
実際に見て触って確かめたい人は、お台場ヴィーナスフォートのペットパラダイスに現物がありました。 しっかりしていて作りもよく、長く使えそうです。 丈夫だからこそですが、他のものと比べて少し重く、お値段も高いですが、使い勝手が良 い、犬が落ち着く造り、丈夫で長持ちというところで、今のところ一番かと思います。
商品があるかどうか、行く前に電話確認すると確実と思います。
お台場ヴィーナスフォートファミリーペットパラダイス
ネット通販はアマゾンで販売
キャリーバッグの大きさ
幅29×奥行53×高さ30.5cm
→ペットパラダイス スヌーピー 3WAY ハンドフル ペット カート 折り畳み《1年保障》998-55554夏の旅行には、ペットパラダイス のペット カート 遮熱日除け
夏のお散歩や旅行に、日よけ部分に遮熱加工のフードがついているペットカーとをご紹介します。
小型犬はアスファルトの道を歩くとき、地面と体がとても近く、熱を直接受けて熱中症になる場合があります。 公園の土や芝生はアスファルトより随分涼しく散歩ができますので、公園に行くまでのアスファルトの道をペットカートに乗せると安心です。
このペットパラダイスの遮熱日除け付きのペットカートはペットパラダイスのスヌーピー3wayペットカートと同じ型、同じ大きさのものです。 スヌーピーの絵柄がないこと、遮熱加工してあり、機能的にはグンとアップしています。
キャリーバッグの大きさ
幅29×奥行53×高さ30.5cm

ペットパラダイス 3WAY ペット カート 遮熱日除けはアマゾンで購入できます。
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2)アイリスオーヤマのドッグカートキャリー ペットバギー
キャリーとカート分離型のペットカートとしては一番お手軽でそれなりの機能を発揮する のがアイリスオーヤマのドッグカートキャリー ペットバギーです。
安価ですが、欲しい機能はしっかり入っており、キャリーバッグの大きさと犬の大きさが あえば(体高の低い犬)であれば気軽に使ってみると良いと思います。
ドッグカート キャリー ペッ トバギー 犬 アイリスオーヤマ 価格 10500円
必ず大きさを確認しましょう。
アイリスオーヤマペットカートのキャリーバッグの大きさ
幅 32.5 奥行 53 高さ 36.5 cm

3)Pettom ペットカート多頭用4輪
足の長いタイプの小型犬や、多頭飼いにはキャリバッグの高さのあるものをおすすめします。 はなは足の長いタイプのトイプードルで、キャリーバッグにも高さが必要だったので、数年使ったのがこのタイプのペットカートでした。
バッグは犬が若い時に使って いたので、やんちゃをして弱ってしまい廃棄しましたが、カートフレームは今でも大活躍しています。
Pettom ペットカートのキャリーバッグの大きさ
46*84*94cm ボックスサイズ:長さ50cm*幅32cm*高さ35cm
耐荷重:18KG以内
【ポータブルクレート】
Pettom ペットカートのフレームを利用した裏技!をご紹介します。
Pettom ペットカートの後継で購入したのが、キャリーバッグとほぼ同じサイズの布製の折りたたみ式ポータブルクレートです。
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ポータブル クレート Sサイズ
→ ポータブル クレート Sサイズ(1コ入)[爽快ペットストア]2,783円 を見てみる
【ポータブルクレート】 の大きさ(規格)
・組立サイズ・・・W330H330D510mm
・折りたたみ時のサイズ・・・幅518高さ363奥行99mm
・重量(内容量)・・・約2.2kg
・適応体重・耐荷重・・・6.8kgまで
Pettom ペットカートのフレーム の内側寸法は33センチ幅で、布製のポータブルクレートも33cm幅です。 但し、側面の折りたたみ時のもち手部分だけ出っ張り、カートにはめ込み時にひっかかるので、取ったほうが良いと思います。
カートフレームとポータブルクレートの組み合わせ (画像)
画像はカートフレームとポータブルクレート(約10年前に購入)を組み合わせた写真です(現在は赤色は販売されていないようです)

新幹線車内に入ったら通路はカートのまま移動し、座席についたら、足元にポータブルクレートを置き、カートフレームは折りたたんで新幹線 の上の棚や前後の空きスペースに置きます。 折りたたんで軽くてコンパクトなので女性 一人でも十分です。
また、ポータブルクレートは前が開くので新幹線車内で犬に無理ない姿勢で水を与えることが出 来ます。

しかも旅行先のホテルではこのポータブルクレートが寝床になります。
注意して欲しいのが、カートフレームと同じサイズ33センチ幅ですが、折りたたんだとき用にある「もち手」(下の画像)がカートに にセットしたときに、もち手厚みの分だけひっかかり、セットしにくいです。
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折りたたみ時のもち手はほぼ使わないので、影響の無い範囲でとってしまえばスムーズに 乗せられます。 また、急な動きでポータブルクレートがカートから落下しないように、自転車の荷台に使うようなゴム紐などで少し固定 しておくと安心です。
→ポータブル クレート Sサイズ(1コ入)を見てみるまとめ
本当に使い勝手の良いペットキャリーカートはなかなかないのですが、重いということを除けば1)のペットパラダイス スヌーピー 3way ペット カート デラックスが長持ち、ペットにもやさしいということになると思います。
はなが若い頃はペットパラダイススヌーピー3way のようなカートはありませんでしたので、3)のように、Pettom ペットカートを使った後、ポータブルクレートを組み合わせるという裏技に行き着きましたが、今なら全て備えた 1)のペットパラダイス スヌーピー 3way ペット カート を買っていたと思います。
とはいえ、高価ですので、お試しで2)3)をとりあえず数年使ってみると良いと思います。
キャリーバッグも様々なタイプのものがあり、カートに乗せて使えるものもあるので、数年後に買い換えても良いのではないかと思います。
Pettom ペットカート のフレームとポータブルクレートの組み合わせを見つけるまでは、ぴったりするカートがなく、まさにカート難民でしたが、この組み合わせにしてから移動がとても楽になりました。
新幹線移動をしていると、カートをお持ちでない飼い主さんから、「そのカートいいですね、」と声をかけられます。
バッグだけでの移動は犬はバッグの中で揺られている訳ですから落ち着きませんし、飼い主さんも揺らさないように持つのは一苦労です。 せっかくの楽しい旅行が、犬も飼い主も疲労するということになってしまわぬように、楽しいドッグライフを送ってください。
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