プードルに多い目やに、気がつくとガッチリと固くなり取れにくくなってしまいます。 犬の固まった目やには動物病院では0.9%生理食塩水を使っています。自宅での生理食塩水の作り方、目やにを取る方法をお教えします。
目やにを取った後、目に異常が無いか、腫れていないか、目やにの色、黒目と白目の状態を観察し、ひどい目やにが続くようであれば動物病院に相談しましょう。
プードルの場合、目やにや涙やけになるケースが多くいのですが、特効薬のようなものはまだありません。フードを替えて改善する場合もありますが、普段からスキンシップをして、目や体の状態を見てあげること、目の周りはこまめに拭き取ってあげることが一番です。
なぜ生理食塩水を動物病院は使うのか
生理食塩水は濃度が0.9% の食塩水です。
体液の浸透圧とほぼ同じなので、血球や組織に影響を及ぼしません。
身体に優しいと言われる食塩水で目にもしみにくいことから、動物病院で目やにを取るときは0.9%の生理食塩水を使用しているところが多くあります。
生理食塩水の作り方
1)水をいったん沸騰させて、人肌くらいのぬるま湯まで冷まします。
2)1リットルのぬるま湯に対し、9gの食塩を入れて溶かします。
(500ccなら4.5g、2リットルなら18g)
生理食塩水を使った目やにの取り方
動物病院ではひどい目ヤニには生理食塩水を目のあたりを流すようにして目やにをふやかします。
動物病院では容器を使い、洗い流すように目やにをふやかし、垂れる液体はシャーレーなどで受けます。
自宅で一人で行う時は先ず生理食塩水を人肌程度に暖めて、ティッシュにたっぷりとしみこませ、ガッチリ固まった目やにに湿布します。やわらかくなったらなでる程度で落ちますので、優しく拭き取りましょう。 この時、眼球をこすらないように気をつけてください。
まとめ
目やに、涙やけは小型犬によく見られます。 一つは涙腺自体が細いのでつまりやすく、本来目から鼻にぬけていく涙が途中でつまり、目に溢れることが原因ということが少なくありません。
今のところ何をすればよくなるのか、犬によって違うので、飼い主さんがよく観察して目の周りをきれいにしてあげるのが一番良い方法です。
あふれ出た涙や目やにをそのままにしておくと、菌が繁殖して茶色く涙やけになってしまいます。
ドッグフードを替えてみて改善したという例もよくあるので、愛犬がどのドッグフードに替えたときに目のトラブルが改善されたかを注意深く見てあげましょう。 同じドッグフードでも、犬によって改善されたり、改善されなかったり、違った結果になることもあります。
こまめに日ごろのケアをすることが大切です。
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